今年の4月から食と農関係の専門学校で圃場実習の講師を毎週やっています。
今日はこんな感じの授業をしました。
雨で畑作業あんまし出来なさそうだったので、私が育てた大麦を持参してその場で焙煎しての飲み比べ。
浅煎りしたものと深煎りしたものをそれぞれ急須で淹れて飲み比べ。
どちらが好きかは、ちょうど半々に分かれました。
どちらが好きで、味や風味の違いなどはどのように感じたのかを全員に話してもらいました。
座学では、
『野菜の値段は今よりも高い方が良いか、安い方が良いか』
というテーマで話し合ってもらってそれを各班に発表してもらい、私がコメント補足解説するというやつ。
↑こんな感じの意見が出ました。
農業新聞を一部ずつ配り、その中から目についた記事を読んで自分の感想を含めて1分ほどで話してもらうというやつ。
他にも追熟とは何かとか、生物学、化学、物理学、その他植物生理学やらなんやら、いかにしてお金を稼ぐか、付加価値をつけるか、
そういうのを毎回話してます。
私の指導方針は、
『自分で考えていけるようにすること』
考えたり、調べたりするのにも基礎になる現象のことや、言葉を知らないと考えようも調べようも無いので授業ではとにかくそういった言葉や考え方を伝えた上で、自分なりに考えてそれを自分の言葉で話せるようにするっていうことをやってます。