『好きなことを仕事にする』
そんなことが言われ始めて久しいです。
ご存知の通り、刃物販売もさせて頂いておりまして、こちらが毎回売れ行き絶好調で、今日もぽぽぽーんと1〜2万円する包丁やナイフが売れて行きました。
私の場合、この刃物鍛治さんの作品に惚れてしまい、
たくさん所有したい!
でもそんなに包丁あっても全部使いきれない…
でも欲しい…
あ、それなら自分が販売しちゃえばいいんじゃね?(´・ワ・`)💡
ってノリで鳥取に何度も通って信用して頂いて個人で代理店を始めさせて頂きました。
毎回、仕入れのたびに品物が届くとワクワクウキウキですし、注文をするのもとても楽しい。
売れ残っても良い、むしろ手元にいて欲しいとすら思ったりするけれど、見事にどんどん売れていく。
1人ずつだけど、『本物の日本の包丁』を購入して使いはじめる人たちが増えていっている。
実は、子どもの頃に思った将来の夢の一つが鍛冶屋さんでした(´・∀・`)
刀が好きで剣道始めたくらいだったので。
その刃物好きが、大塚刃物鍛冶さんに出会って再燃してそこから刃物のことや包丁研ぎを独学で学び直し始めたんです。
好きなことはいくら勉強しても楽しく吸収していける。
30歳超えててもどんどん覚えられるし興味が湧いてくる。
とはいえ、やはり代理店ともなると仕入れの量や金額が一回当たり数十万円になるので、最初はやはり不安でした。
まだお金に余裕もほとんどない時だったので売れなかったらどうしよう…という気持ちもありました。
それでも、不安よりやってみたい!あの刃物をたくさん仕入れたい!という気持ちが勝って始めました。
その結果、もう何回か仕入れていますが毎回ほぼ売り切れて手元に在庫はほとんど残らなくなりました。
元々入手困難な品物でもあるし、他で売っているところも少ないし、何より大塚さんの作品には実用性を兼ね備えた美しさと無骨な魅力があるとてもユニークな品物です。
そして、ユニークな商品だからこそ語り尽くせないほどの魅力があってそれを話すだけで簡単に差別化できるし、私自身が本当にこの刃物たちを気に入っているのでその感情も相まって伝わっていっているようです。
おかしな話ですが
『売れなくても良い』くらいの気持ちで接客してます笑
むしろ、『売れるとちょっと寂しい』くらいの気持ちでその魅力を全力でお話しさせて頂いてます^ ^
もちろん、商売なので全く売れないとそれももちろん困るので、売れるのは嬉しくありがたい事ですし、こういった本物の品物が少しでも広がることで、伝統的な技術が受け継がれていくお手伝いに少しでもなれたらいいなと思っています。