稲刈りを終えました。
脱穀までしたという意味では過去最短の作業時間となりました。
というのも、
ほぼイノシシに踏み荒らされ、
食べられてしまい、
稲わらとしてすら使えなさそうになったので、
しめ縄用にする分を刈り取った後は、
稲穂から直接籾を手ですき取るという、まるで弥生時代のような収穫をしたからです。
↓刈り取る前でこの状態。
ハッピーヒルはほぼ全て踏み倒されて稲穂も食べられていて、種籾にする分も十分には採れませんでした。
他の稲よりも籾が多いので食べ応えがあり、最初に狙われたのかもしれません。
ハッピーヒルを食べ尽くした後に白毛もちとコシヒカリの方へ向かったようです。
正直、最初は8ヶ月の成果がこれかぁ…
と悲しく、猪を憎む気持ちになっていましたが、
不思議と籾を手で摘み取っていると気持ちが落ち着いてきて、
彼らも生きるためにやっているし、生活の場を追われて里に出始めているんだ。
種籾は紡ぐことが出来そうだからまた来年から頑張ろうっていう気持ちになりました。
とはいえ、今回初めて猪の被害を目の当たりにしたので来年からは対策をしつつ、同時に猪が里に降りてこなくても山の中で暮らしていけるような山林にしていく活動もやっていきたいと思いました。
猪年にはじめての猪被害を受けた私も猪年生まれの年男。
何の因果やねん(。 ・ω・)ノシ
残った籾を、猪米(シシマイ)とでも名付けようかとか考えるくらいの気持ちに余裕はできました笑