さっき、カボチャ洗いながら考えてたのが、
常食する野菜は販売単価が安いから、より高く売れる作物(換金作物)を専業的に栽培して出荷する方が儲かる。
だから、日本農業もより付加価値(換金性)の高いイチゴとか、ブドウとか桃とか栽培して海外に輸出して外貨を獲得するべきなのか。
…と思った時に、
いや待てよ…。
それって、開発途上国が辿って行き着いた飢餓と貧困を代償に出来上がった格差社会の現代じゃん(°Д°)
と思いました。
もちろん、状況は違うのだけれど、自分たちが食べるものを自給せずにお金を追い求めて行く先に、果たしてほんとうの豊かさはあるのか?
単純な換金性だけでなく、自分たちの食べるものを自給する意味と価値を見直してみてはいかがだろうか。
もちろん、分業することで現代社会は発展してきたのだから、全員が食糧生産しなくても良い。
その代わり、ただ安い物を求めるのではなく、そのものを買うことで自分や子どもたち、社会や環境にどういう影響を与えるのかを少しだけ考えてみて購買して頂けると、私のような野菜の育て方やってるものとしてはありがたいです。