先日、私の動画に
「荒れてるようにしか見えん。
肥料入れろよ。百姓を舐めとる。」
というコメントがありました。
その方にはそう見えるのでしょう。
(私自身、そのコメントに対しては怒りも悲しみもなく、面白いなぁとすら感じました)
けれど、私には命に溢れた美しい畑に見えるんです。
たしかに、草を刈らずに放ったらかしにしておけば雑草地の様になってしまいますが、適度に草を管理しつつ生やしておくと、2月下旬くらいから常に何かしらの花が咲き、虫たちが集まってきます。
↓ニンジンの花にとまった、たぶんハナムグリ
コガネムシは葉っぱ、カナブンは木の樹液、ハナムグリは花粉が主食と思われるので。
↓大根の花の周りを飛び回るモンシロチョウ。
夏場はアブラナ科の葉物を栽培しないので、害虫にならない。
アブラナ科の葉物は秋冬の方が美味しくなるから食味的にも虫の防除的にも寒い時期の方が良いなと思ってます。
草の種や虫達を食べに鳥やカエル、その他にも色んな生き物達が集まってきて、草むらの中に鳥が巣を作り、カエル達は日差しから身体を守ることが出来ます。
命の循環を感じてその自然の輪の中で自分たちの食べ物も育ててもらう。
そういう考え方をする百姓でいたいと思ってます。
↓植えっぱなしだけど、チマサンチュとジャガイモが元気に生育中
↓小さいけれど玉ねぎも出来ました。