今日は出航前にスタッフの方が来ないというプチトラブルがあったものの7時の便で子どもたちと佐久島に渡り、西港にて早速釣り開始。
今日の参加者は3人。それぞれ持参の釣竿を手伝ってもらいつつ準備して釣り開始。
私も準備終えて早速小さなタケノコさん達と御対面。
今日は波風穏やかでとても良い陽気。
子ども達もちらほらとお魚を釣り上げて、その感触や手応えに興奮してました。
ちょっと変わったゲストも。
ほしのがほしを釣ったよ笑
午前の部終了間際になんとワタリガニ(これはイシガニかな)を釣った子も。
基地に持って行って料理して食べることに。
小さくて元気なお魚は流して、弱って死んでしまったお魚と食べられそうな大きさのお魚も一緒に持っていきました。
これは出航前に一色さかな村にて買っておいたお魚たち。
あ、捌いた後だった。
子どもたちは1人1匹タイを捌き、どうやって食べるかもそれぞれ自分で決めてそれにあった下処理を行いました。
他の魚は私が下処理して、どうやって食べるかと火起こしから調理は子どもたちが中心になって決めて行いました。
魚と野菜の塩スープ。
とても良い出汁が出ていて塩だけで味がしっかり決まりました(๑´∞`๑)
釣ってきたお魚と買ってきた小魚の天ぷら。
子どもたちが自分で捌いたタイは塩焼きに。
きれいに盛り付けました!
今日のスープはなんとも豪華。
イイダコ、三島オコゼの卵とマゴチの白子、イシガニ、ギマなどが入ってます。
食べたら片付け。
今日は午後も西港で釣りをしてそのままフェリーで帰るので、しっかりと基地を掃除していきます。
私は途中にいた平飼い名古屋コーチンの有精卵を購入してニコニコ笑
無人販売で1個30円。
街ではとてもこんな値段では買えない。
甘夏も三個200円で無人販売されてたのを購入。甘みがあって美味しかったよ(^ω^)
西港に戻ってきました。
午前中には他の釣り人さんがいたけど、誰もいなくなったいたので先端近くに陣取りました。
(ほかに釣り人の姿は無し)
子どもたちも、それぞれ釣りする場所を自分で選んで開始。
少しすると、離れたところで釣ってた子が
「釣れたーーー!」
と大きな楓嬉しそうに駆け寄ってきました。
お、今日のお魚で1番大きいかも(^ω^)
私も小さなエソやハゼの赤ちゃんを釣り
のんびり構えていたら、
「危ない!!」
と声が上がって、私が仕掛けておいた置き竿が引きずられていく!
慌てた掴んで竿を立てると、
重い!!!
この引きは、間違いなく、大物…!!
だけど、読んでる方に期待を持たせないように先に言っておきます。
エイです。一応、狙って大きめの針にお昼ご飯の時にとって置いた生のイカを付けて放り込んでおいたんです。
その時魚を掛けていた釣竿は中古で500円で買ったボロの安物コンパクトロッドに、貰い物の古いリールに3号のナイロン。
強引なやりとりは出来ずに竿は悲鳴をあげて折れんばかりに曲がり、リールのドラグは糸が切れないギリギリのところまで締め込むけれどどんどん糸が引っ張り出されていく。
海底に張り付かれてしまったらどうにも出来なくなるので、そうささないようになんとか誘導しつつ引っ張る。
途中、子どもたちにもエイの引きを体験してもらう。竿を持った子どもたちはその強力な引きにビックリして興奮していました。
さて、そこから数分かけて徐々に弱らせてようやく海面まで上がってきました。
…デカイ!!
念の為に持ってきていたタモを準備してもらったけれど、携行性重視のタモ枠は直径30cm
何度か挑戦してみたけど、どうやっても入らない、、、
どうしたものか。海面まではおよそ2.5m
とても手が届く距離じゃ無いのでなんとか下に降りられる足場があるところまで引っ張っていき、片手にロープ巻きつけて上で引っ張ってもらいつつ、手づかみでキャッチ。
※エイの尻尾には強力な毒針があって危険なので真似しないでね。
幸い、このエイは誰かが毒針を折って流した個体だったようで尻尾に針が付いていませんでした。
なんとか堤防の上に引き上げて測ってみたら全長105センチ!胴体部分だけでも60センチの大物。重さは推定ですが5キロ以上あったと思います。
よくこの道具で上げられたもんだ。
エイは釣れたら食べるつもりだったので、その場で血抜き処理などを行い、そのままじゃとても入らないので縦に半分に切ってクーラーボックスに入れて持ち帰りました。
まな板に乗せるとこの迫力…
この後捌くのに2時間ほど掛かりました。
エイヒレに加工するほか、身は煮たり焼いたり揚げたりして食べる予定です。
しかし、量が多い。
そして、身体が痛い。
なんにせよ、子どもたちにも大きいお魚とその引きを体験してもらうことも出来たし、生きているお魚を殺して食べるという、命を頂くということを見て自分たちでも感じてもらうことが出来たんじゃないかと思います。
ちなみに、このエイは過去最大記録だと思います。