寒さがピークのこの時期ですが、そろそろ春の畑の準備を始めています。
こちらは、種芋にするジャガイモの芽出しの様子。
日光催芽(にっこうさいが)、日光育芽(にっこういくが)とも言います。
この日光催芽をせずに植えても育つのですが、まだ植え付けには早く、だいたい2月中旬から3月上旬に行うので、それまでに日の光に当てるておくことでしっかりとした芽を出してもらい、その後の生育を良くする為に行います。
種芋は日に当てないと、モヤシのような折れやすい芽が伸びてしまい、植え付け前にその芽が出るのは良くないのです。そのモヤシのような芽を出して養分を消費させない為に行うという意味もありますね。
ビニールハウスが出来ているのでその中に置いておこうかとも思ったのですが、温度が上がりすぎてしまうので、我が家の縁側にて行ってます。
日の光に当てて10日ほど経ったところで、全体が緑色になってきました。
こうなったジャガイモは食べると中毒を起こすので食べないように…
ジャガイモは芽だけでなく、緑化した部分にも毒が出来ます。
なので、食用に保管する際は、ダンボールなどに籾殻などと一緒に入れておくと良いです。
そうすると、光も遮れますし保温にもなるし、腐ったジャガイモが出ても、水分を籾殻が吸収してくれるので、ほかのジャガイモが汚れたり傷みにくくなります。