みやもと糀店でのお手伝い4日目。
今日は糀を醸す時に使う「こうじぶた」の修理、補強作業しました。
箱なのに、フタっていうのはなんでだろう?
↓これが糀蓋(こうじぶた)
年代物なのと、毎回高温で蒸して殺菌するので木が痩せやすく、留めている釘も錆びやすい。
割れたり外れたりしてて、そこまででなくともグラグラガタガタなのがほとんど。
2日目と3日目はこれの洗浄作業をぬるま湯とタワシなどで行ったのですが、ガタガタで洗いにくい!笑
ということで、もう一旦補修作業やっちゃいましょう!ということで始めました。
ただ、板の厚みがかなり薄く、ホームセンターなどでは売っていない厚さ。
およそ4ミリ。しかも柾目板。
補修用の材が無いので、ひとまず釘を打って補強します。
↓これ、真ん中の下側を抑える板なんですが、真ん中が厚くなって、両端は薄くなった山型をしてるんです。
写真でわかるかな?
これは、発酵中真ん中の方が熱くなりやすいのでその部分は素材が薄くなるようにする為の工夫なんです。
その板が無くなってたので作りました。山型に。
12mmの板をノコギリで横に切れ込みいれて、それを小刀で削って、
カンナで仕上げていきます。
なかなか上手く出来ました^_^
そんな感じで2時間ひたすら釘打ちうちうちうつべしうつべしうつべし…
25個くらいは直せたかな。
ほぼ全部の補強が必要なんだもん笑
やりがいありますわい(^ω^)
明日も引き続きこの作業です!