自分の今していること、目指していること。
これまでの10年間にやってきたことや経験してきたことを振り返ってみたら、生き方や働き方の考え方が、この10年でちょうど一周したような気がしたので振り返りつつ文字にしてみようと思ったのです。
働き方やお金の稼ぎ方というものが見直され始めて久しいですが、私が就職する頃はまだまだ大学出たら就職というのが当たり前(…今もか。)
インターネットもだいぶ普及し始めた頃とはいえ、まだスマホというものが出たか出ないかくらいの頃。
10年前、私は25歳で会社勤めをしていましたが生き方や仕事について悶々とした気持ちでした。
平日は朝から夕方時には夜まで仕事をして、休みの日は遊びに行くという、普通のサラリーマンの生活をしていましたが、彼女にフラれたことがキッカケで働き方や生き方を変える行動を始めました。
(まぁ、情けない話ですが、フラれたのが辛くて悲しくて、何かしていないとどこまでも気持ちが沈んでいってしまうからっていうのが本当のところでした笑)
まず、何を始めたかというと、本を読み、人に会いました。
当時流行っていた本田健さんの本とか、ロバートキヨサキさんの本とか。
そういう自己啓発やビジネス書みたいなのを読み、講習会やセミナー、交流会などにも行くようになりました。
その中で、自分のやりたいこと、好きなこと、ライフワークにしたいことを掘り下げ行って、やっぱり自然に関わることをしたい。
子どもの頃から思い続けている自然環境の大切さを沢山の人に伝えてそれを再生させたり守っていくようなことをしたいと再確認し、2008年の春に再開した大学の先輩と共に、
《岐阜の山奥を開墾する》
ということを始めました笑
DASH村みたいなところを作ろうとしたんです。割と本気で。
だけど計画は半年も持たずに頓挫しました。
主な理由は
遠すぎる!!
当時名古屋に住んでいて、先輩と2人で車に乗って高速使っても片道3時間、往復6時間です。
現地で3時間くらい、山奥にある耕作放棄地を整備しようと人力のみで作業して帰る頃にはクタクタ。そこからまた3時間、睡魔と戦いながら帰路へ。
(一回、見るからにやんちゃそうな車に過激な煽り運転&幅寄せされたことがあったな。昔からあるのだよね。)
会社勤めで、先輩との時間の都合もあるので月1〜2回行くのが限界。
山奥への砂利道のデコボコを直したり、道を塞いでいる倒木を手鋸で切って車で倒れるようにしたり、草刈機や草刈り鎌で下草を刈ったりしながらようやく目的の土地(先輩の実家の土地)まで車で入れるようになって、そこの耕作放棄された草ボウボウ(ススキがガッツリ生えちゃってる)、木まで生えてきちゃってるところを草刈りし、ススキの根を掘り出し、木を切って畑に戻そうとしてました。
けれど、4、5回くらい通って、これはちょっと無理だねってことになり、その企画は一旦凍結されることになりました(その場所はもう、原野に戻っていることでしょう)
それでも、
「村づくりをしたい」
という私の目標は、当時の私の夢や目標を一言で表せるキャッチーな言葉になりその事を色んな人に言い続けることで、また色んな人に出会い、今に繋がることになったんだと思います。
長くなるので、シリーズ化して綴ります(。 ・ω・)ノ