今日も朝から暖かく、日中は半袖ででも良いんじゃないかってくらいの陽気でした。
暖かいと、種蒔きした野菜たちは芽吹くことができてそれはよいのですが、すでに大きくなっている野菜は育ちすぎたり、味がボケてしまうかもしれないのと、本来寒さで弱まるはずの虫たちの勢いも強いままだったりします。
↓半月前に蒔いた春菊は小さいながらも本葉が出始めていました。
↓種蒔きの時期としてはかなり遅くなった11月下旬の種蒔きでも発芽しています。これは水菜。
↓白菜は結球してきているものの、虫食いが多いです。例年なら寒さで虫たちも活動が鈍り、野菜には甘みが乗り始めるころなのですが、まだそうはいかない状態です。
また、冬を越す間はあまり大きくならない方が良いキヌサヤやソラマメなどが暖かいと大きく育ってしまい、真冬の冷え込みで枯れてしまうリスクが高まります。
↓種蒔きから40日経ったキヌサヤと霜よけに植えたライ麦。このくらいの大きさでとどまってくれるとちょうどいいのですが、この陽気が続くとキヌサヤは霜に弱くなって枯れやすくなってしまいます。
↓ソラマメもこれ以上背が高くなってくると、冬の強い寒風で倒されたら折れたり、寒さで枯れてしまったりらします。
良いことも悪いこともありますが、やはり例年通りに気候が移り変わってくれる方が野菜を育てる身としてはありがたいですね。
ここの所、天気というか気候そのものがどんどん変わってきているように感じます。
↓秋の踏みつけ種蒔きで行った畝の様子。
丸葉小松菜、コズミックパープルニンジン、グリーンサラダボールレタスが順調に育っています。
小松菜は、最初は虫たちに食べられていましたが、虫食いでボロボロになった葉は枯れ落ちて新しい葉っぱを生やして再生してきています。
ただ、こうなると少々硬くなっているので食味は少し悪くなっています。
小松菜は比較的寒さにも強いので、まだ蒔き直せば育つかもしれませんね。
畑の様子観察のほかに、タネ採り用に残して追熟させているナスやピーマン達もそろそろタネ採りを行おうと思います。
雑草の勢いが収まって、むしろ草たちは枯れ始め、野菜たちが元気に育つのが冬です。
年中ある草の管理が落ち着く時期なので来年への準備などをしっかりと始めていく時期でも有ります。
ビニールハウス用の新しいビニールが届いたので、天気と風の様子をみて張り直しを行おうと思います。