野菜の勉強会、秋学期が始まりました!
今回から内容の趣旨をちょっと変えまして、栽培技術の体験ではなく、自然農の畑の様子を糸口に野菜や食べ物、土や生き物、自然環境についてその場その場でお話しするというスタイルにしてみました。
↓オクラの花。食べるとオクラの味がするし粘りもある
今までは、その時期の野菜の栽培についてのやり方や技術をお伝えしていたけど、よくよく考えたらみんなが家庭菜園やってるわけじゃないし、それより身近なお話をして体験を中心にした方がいいんじゃないかと思っての変更です。
とはいえ、いつもとそう変わらず、畑の中をみんなで観察しながら歩いて色々触ったりかじったりしての体験。
辛そうに見えるけど、辛くない満願寺とうがらしは完熟状態。むしろフルーティな甘みがあります。
ピーマンが熟すと赤くなる、キュウリが熟すと黄色くなる、ナスが熟すと茶色くなる。
そういうのって、みんな知らないからね。
直接なにかの役に立つ知識ではないけれど、体験として食べ物は生き物で生長と変化をしているんだっていうのが伝わると良いなぁと。
スーパーに並んでる野菜しか見ていないと、食べ物も工業製品みたいな感覚で見るようになるんじゃないかと思うんです。
みんな揃った同じ色形。
見た目優先で味や栄養は二の次になる野菜たち。
そんな野菜だと、子どもたちは食べるの嫌がって全く食べなかったりするけど、ピースファームにくるとモリモリ食べてお母さん達が驚愕するのがいつものこと。
柿も実りました!
ここを借りてから初めてかも。恐る恐る味見してみたら…甘い!
けど、後から渋みがくる。つまり渋柿でした_(:3」∠)_
良くも悪くも、刺激的なものがあるのが自然のもの。現代的に暮らしていると、食べ物が安全なものか毒があるのか、腐ってないかなどなどの判断は殆どが他人任せになっちゃう。
そういう感覚を鍛えるのにも良い場所かも。
アジアンナスは天ぷらにしたら大人気でした(^ω^)
赤オクラのバーガンディ、オクラは生で食べるものと思ってたけど、一般的には茹でて食べるものだというのを人に言われて思い出します笑
ウチの野菜の販売基準は、生でかじっても食べられるかどうか(一部の野菜は除く)
生でかじって美味しくは無くとも食べられる程度ならOK
そうやってチェックしないと、時々とんでもない攻撃力や防御力を持った野菜が育ってたりするので笑
他にも
スターオブデイビッド。大きくなるオクラ。
緑なすルイジアナロング。
新長崎長茄子。だけど、交雑したせいか形がかわってきてる。
今日のご飯はピースファーム産の自然農のお米!
スウェディッシュトーチでもご飯炊いてみたり。
十六ササゲのマメを入れたら想像以上に紫になってびっくり!!!
味は特に主張も少なめでお赤飯みたいな感じでした。
それにピースファームのお野菜の天ぷら!
今日のランチはなかなか豪華でした。
いつものカレーに加えて、オードブルにとひたてのゆでたての枝豆、メインにカレー、サイドメニューに天ぷら、おまけに豆ご飯とチョコバナナまで!
さらに各自持ち寄りのいつものBBQ
包丁研ぎワークショップもついでにやって大好評でした(^ω^)
次回の10月と11月にはお待ちかねの芋掘りと焼き芋あるよ!