かーびーの田舎暮らし

《自然農、魚釣り、体験イベント、DIY》好きなことで生きていく為の仕事やお金の稼ぎ方のヒントになるように綴る田舎暮らしのブログです。

『手を抜くこと』を一生懸命考える。

『いかにほったらかしに出来るか?』
『どれだけ手を抜いて野菜を育てられるか?』

それを研究してます(^q^)

おっと、ただのナマケモノというなかれ。
それを実現するには色々試してみないとわからないので結果的には頑張っちゃってるんですよ?

今年は雨がよく降るおかげでトマト以外の野菜と雑草たちが元気です。

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ナスもタネから育てて植えて、草取りと支柱だけ立ててそれ以外は収穫と、通路にはみ出した枝を切る程度。

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ピーマンは少し気温が下がり始める今からがボコボコ収穫シーズン。

10年やってわかったのが、

お金を掛けずにやれる『誰でもやれる農業』
だと思って取り組んできた自然農は

お金は掛けずに出来るけど
『誰でも出来るやり方ではない』ということ。

むしろ、お金は掛かるけれど、やり方が確立されている慣行農法の方が誰でもやれるかもしれない。

あ、ナスはやっぱり日本の黒紫色のナスが美味いです(^q^)

愛知本長ナスをほうろく油をひいた思いのフライパンで両面じっくり焼いて、果肉がとろけたところに醤油と鰹節。

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ナスの甘味と風味をしっかり感じられてとても美味しい。

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地域のマルシェで自然農野菜を販売する意味

9月5日日曜日。

この日は、愛知県津島市にある自然食品や自然派の雑貨を色々扱っているりんねしゃさんの主催する発酵マルシェに、百姓仲間であり糀屋さんの宮本さんのお手伝いで参加してきました。

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↑会場。いつもはみんぱた暮らしの朝市というのをやってるみたい。

昔の工場(こうば)の雰囲気な建物を利用してます。

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今回、私はお手伝いのみでモノを販売する予定ではなかったのだけど、畑には野菜があるし、大塚刃物鍛冶さんのナイフや鎌も多少は在庫があり、せっかくなので販売することに。

 

前日に収穫した野菜たち

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ここから、種とり用の野菜や品質がイマイチなのを除いて袋詰めして出来た25袋。

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お金の受け渡しや計算がしやすいように全て1袋200円。

 

11時の開場で続々とお客さんたちが入ってきて、野菜も順調に売れてゆき、1時間後には完売。

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売り切れを知って残念がるお客さんもいらっしゃいました。

…300円にしておけばよかったな(´౪`)笑

野菜の値決めはいつも悩みます。

あんまり安売りしちゃうと、そのくらいの価格だと思われてしまうし、かといって明らかに高いと売れなくなるのと、自分自身の気持ちとしても

その値段に見合うクオリティなのか?

買って後悔したと思われないか?

というのが頭をよぎってなかなか攻めた値付けができなかったりします。

 

自分で全てやるのは自由度が高いけれど、その分悩みも多くなりますし、量を生産、販売できなくなります。

私の場合は、野菜販売の収入がメインではないので少量でも良いのですが、それをメインにしようとするととてもとても大変になります。。

 

 

ところで、お客さんたちにはYouTubeチャンネルの視聴者さんもいらっしゃいました。
色んな方に直接野菜の特徴や栽培方法もお話しできるとても良い機会です。

 

私の活動の目的は環境問題に興味をもつきっかけ作り、その一つとして自然農を伝えることをやっています。

今のトレンドで言えばSDGsとか脱炭素。

これらは一過性の流行ではなく、継続して少しずつでも広がっていくことが望ましいもの。

 

意味や意義も大事だけど、もっと強い原動力と継続に繋がるのはやっぱり、美味しいのと楽しいという感情。
特に、お子さんが食べて美味しい!と言ってくれたら親御さんたちは自分が食べて美味しいと思う以上に感動して食べ物のことを考えてくれるようになります。

今回、20人以上の方が私の野菜を購入してくださり、自然農の野菜を食べてみる機会を作ることが出来ました。

 

普段は野菜販売はやっていないのだけど、やっぱり楽しいと思える1日でした。

消えゆく伝統野菜、その理由

『幻の野菜』

 

といえば格好良いし、なんか凄そうなんだけど、その実は時代のニーズに合わなくなって育てても採算が合わなくなってしまった野菜。

 

でもそこにロマンがあるッッ\\\\ ٩( ‘ω’ )و ////

という、個人的趣味で色んな固定種集めて栽培してます(´౪`)

 

こちらは『鹿ヶ谷カボチャ

※ししがたにかぼちゃと読みます。

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200年前にルーツを持つ京都の伝統野菜。

カボチャを2個重ねたようなヒョウタン型が面白い和カボチャです。

 

百姓仲間に分けていただいたタネから、いつものほったらかし栽培で出来ていました。


無肥料栽培にも適合する良い子ですね(´・∀・`)

 

味は和カボチャらしく甘み少なめタンパクだけど煮崩れしにくいそうです。

半分に割って、タネとワタを取り出して(タネはよく洗って干して来年また蒔きます)

火が通りやすいように小さめに切ってだし汁で煮てそのまま味噌汁にします。

5分ほど出汁で煮たところで味見。

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火は通って柔らかくなりました。

味は、あからさまな甘みは無いものの、ほんのり優しい甘味と奥深い味わいがありました。

滋味深いというやつですね。

 

美味しいカボチャです。

 

ここのところがポイントなんですよね。

現代では、食べ物も大量生産大量供給が当たり前になってしまい、味付けは調味料でするもの。

 

美味しい野菜の基準はいつのまにか『甘さ』が指標になってしまいました。お米もね。

 

甘さというのはわかりやすく感じやすい美味しさではあります。

濃い味つけや、化学調味料で味をつければ尚のこと。

 

この鹿ヶ谷カボチャの美味しさは甘さではなく、その繊細な滋味の部分にあって、それを活かすには薄味で料理しなくてはいけません。

 

そうなると、ちょっと手間と腕前が必要になる。

ましてや、加工食品やコスパ良く作る料理には不向きとなってしまいます。 

 

その一方で、上手く料理すれば、西洋カボチャにはない上品で滋味深い味わいを感じることができます。

 

そんなことを出来上がったお味噌汁と、自分で育てた無農薬無肥料米に自家製梅干し(梅の採取から自家製)のおにぎりを一緒に食べてまた新たな発見。

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梅干しの塩味と酸味で食欲がモリモリ湧いてきて、その後に味噌汁をすすると、味噌の甘みがグッと感じられていっそう美味い。

 

この甘みは、味噌だけじゃなくてカボチャからも出たものだろうと思います。

 

シンプルな調理でもその味を感じることが出来る。

 

濃い味付けから卒業していって、こう言った昔ながらの食材、食べ物を食すとその食べ物の持つ本来の味や香りを楽しむことが出来ます。

 

とはいえ、市場に流通している食材だとこうはいかないかもしれなくて、そう言った意味で現代ではこの一見粗食な食事が実はとても贅沢なものなのかもしれないなぁと思いながら食べました。

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今年もいろんなナスができ始めました。

7/27の収穫はナスいっぱい!

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ここまで水やりもしていなかったけれど、流石に半月雨がまともに降っていないので水やり始めました。

 

無農薬無施肥不耕起の畝にタネから育てた苗を植えて草取りを1〜2回しただけでも立派に育ちますが、肥料、水やり、マルチなどすればもっと早くからたくさん採れるとも思います。

 

どの農法が良い悪いではなく、何を目的にどれだけの資源や手間をかけてどれくらいの収穫が欲しいのか?

 

そこを考えることが大事で、

これからの農業デザインにとっても大切なことだと思います。

 

#ピースファーム西尾
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#自然農
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#無肥料
#無施肥
#ナス

YouTube発信はビジネストレーニングに最適

YouTubeを発信する側、仕事にしてる側の話。

人は、同じことを続けていると良くも悪くも慣れと飽きが来るもの。

現在登録者数3万人ちょいで、ゆーっくりだけど一応成長を続けてる自分のチャンネル。

動画の再生数は投稿してから1ヶ月でだいたい3,000〜5,000回の再生数、なかには1万回超えるのもちらほら出てる。

昨年以前だったら、手応え感じまくってやる気も出る結果ではあるのだけど、それは1年前の自分の話。

ここ2年間で農業系全般だけでなく、自然農系のYouTuberさんもかなり増えてきて、中には私より後に始めた方でも、登録者数や再生数を追い抜いていく勢いのある人気チャンネルがいくつもあります。

YouTubeは数字がハッキリと出るのでそれがモチベーションにもその逆にやる気が無くなる原因にもなります。

で、今回何が言いたいかというと、ビジネスや仕事を行う為の行動とメンタルのトレーニングにとても有効なんじゃ無いかということ。

YouTubeの公式発表では、利用は中学生(14歳以上だったかな?)からとなっているけど、やろうと思えば小学生からだってやれる。

んで、それで得られるものは広告収益だけでなく、

『人が求めているものを探したり考えたりして作り出す能力』

『人にものを伝える表現力』

つまり、マーケティングとプレゼン能力がグイグイ磨かれる。

そんなツールが小学生の頃からほとんど無料で使える環境にある現代っ子は本当に羨ましい環境なのだけど、そんなことは当人たちも親御さんすらも気付いている人はほとんどいないんだろうなぁと思います。

YouTubeに限ったことじゃくて、ブログやFacebookTwitter、インスタグラム、TikTokなどなどSNS全般に言えること。

『好きなことで生きていく』

というキャッチコピーは、人それぞれ解釈すれば良いと思うけど、

『好きなことだけやって生きていける』

なんて人はほとんどいない。
むしろそんな人はいるのだろうか?

私の解釈は、
好きなことを仕事にするにはどうしたらいいか考えて行動し続ける。
その中でやりたくないことや面白くないこともやる必要が出てくる。それでも試行錯誤を続けていけば仕事にしてお金を稼ぐ手段にして生きていける…かもしれない。

…て、書くとまったくキャッチーなコピーライトにならないけど、それがリアルなとこじゃないかなーと(´౪`)

 

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本当のイノベーションとは?

「農業にイノベーションを」

「新時代の農業」

「まったく新しい農法」

 

みたいなキャッチコピーを見かけるけれど、

究極にイノベーションなのは、種を蒔いたらあとは収穫までほぼ人の手も人工的なエネルギー投下もなく収穫出来るようになることだと個人的には考えてます。


遺伝子をいじくったり、大掛かりな設備を作ったり、AI操作で水や養分管理したり、ドローンで農薬撒いたり…


ハイテクだけど、脆さもあるし、何よりお金が掛かる。そして個人では再現不可能なものなので、大企業による支配がしやすくなる体系でもあるんじゃないかなって。

 

私がやっているような、自然農法、自然農と言われるやり方ははっきりいって生産効率という点からしたらめちゃくちゃ悪いです。

 

ただし、それは『人間1人の労働時間に対して』です。

 

SDGsとか持続可能性が重要と言われるようになった最近では、究極的に持続可能な農業も考えられるべきじゃないかと。

 

こういう話をすると必ず

『それで世界人口を養うだけの食糧が作れるのか?』

 

という意見が出るのですが、0か100か、白か黒かみたいな二極論で話をすること自体がまずナンセンスだと考えます。

 

現代の世界では食糧はむしろ生産過剰な状態。

それでも世界から飢餓は無くならない。

これは、生産技術の問題ではなくて、分配のやり方に問題があるということ。

 

それに現代の効率的な栽培方法は、その裏側でどれだけの資源消費をともなっているのかを考えなくてはいけないです。

 

そういうことをあれこれ考えていると、その土地の気候風土に根ざした伝統的小規模農法をやりつつ、足りない分を各国各地域で輸出入して補い合う。

 

そういう仕組みづくりこそが、本当に必要なイノベーションなのだと思うんです。

 

だから、個人でも気軽に出来て資材を外部に依存せず自給可能な自然農のやり方には単純な生産効率では測れない価値があるんじゃないかなって。

 

 

そうでも思わないとやってられない気持ちも時々沸き起こるんです笑

 

米麦大豆の主要穀物を栽培してみると本当にそれを痛感しますよ。

主食となる農産物はとても重要だからこそ、生産技術や機械化が進んだおかげで、安定的にとても安価に生産、提供されるようになりました。

 

それはつまり、昔ながらの伝統的な農法での生産方法では全く採算が取れなくなることでもあります。

 

それを痛感しています。

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↑昨日、手作業で収穫した古代小麦の天日干しと選別、籾摺りを小さな機械を使って行っていました。

麦から考える多様性のメリットデメリット

無農薬無肥料で野菜の他にも米と麦も育てています。

 

お米は、大きく分けて粳米(うるちまい)と餅米(もちごめ)の2つですが、品種で言えば日本だけでも数百種類有るそうです。

 

麦は、小麦、大麦、ライ麦燕麦などあります。

小麦が私たちの食生活には最も馴染み深く重要な作物で、ご存知の通りパン、うどん、ラーメン、パスタ、お好み焼き、たこ焼き、ケーキなどなどなど、主食からおかず、お菓子にまで幅広く使われます。

 

小麦もお米のように沢山の種類があり、わかりやすく馴染みのある分け方では、グルテンの含有量による違いで、強力粉、中力粉、薄力粉の3つに分けられます。

グルテンが多いと粘りが強くなるんですね。

 

この分け方以外にも、古代小麦と現代小麦という分け方もあります。

ちょっと難しくなりますが、小麦の原種と言われるヒトツブコムギ、そこから突然変異で生まれたフタツブコムギ、そしてさらに突然変異で生まれたのが普通小麦といって、現代で広く栽培されているのは普通小麦をさらに品種改良したものです。

 

…と、小麦について詳しく書くのが今回のテーマではないのでそれはまた今度^ ^

 

今回のテーマは『多様性』です。

↓こちらが今日刈り取った小麦の写真

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右と左の束でなんか違うのわかりますでしょうか?

 

品種ごとのタネの選別が不完全で、異なる品種が混じって生えていました。

穂が出てきた段階で何となく雰囲気が違う。

おそらく、左がカムット、右がエンマーというどちらもいわゆる古代小麦の品種。

他にも一般的に『スペルト小麦』と言われている品種も生えていました。

 

いくつか異なる品種を栽培するとそれぞれに特徴があって違うのがわかります。

 

収穫に関係する点としては、

実が熟す時期、草丈が大きくて、

病害虫にやられにくい、鳥に食べられにくいなどがあります。

 

このように、いろんな特徴を持っていると栽培や収穫の効率はかなり下がります。

 

一斉に収穫できなかったり、管理の方法が変わるからです。

なので、現代の一般的な栽培では収穫量、生産効率を重視して一つの種類が広い面積に栽培されて、一斉に収穫されます。

 

そうなると問題になるのが、病害虫による被害です。

同じ性質のものなので、特定の病害虫が発生すると一気に蔓延して全滅までいかなくとも、かなりの被害になります。

それを予防するために薬剤を使用します。

 

また、天候や自然災害に見舞われても全滅のリスクがあります。

 

例えば、穂が熟して枯れた時が収穫時なのですがそのタイミングで1週間雨が降ったりするとカビが発生して蔓延します。

穂が青いうちはそうなりません。

 

成熟の時期がズレていれば、ある品種は全滅したとしても他の品種は収穫出来る。

 

株式投資にも似ていますね。

1つの銘柄に集中投資するのか、広く分散投資するのか。

 

現代は、農薬があるので、それを使うことで病害虫のリスクは下げることができますが、その代わりに『小麦アレルギー』が出てきてしまった可能性もありめす。

 

グルテンが原因と言われていますが、残留農薬などに対する化学物質過敏症を併発していてそれも大きな原因ではないかと言われています。

 

無農薬栽培をする上で、病害虫や天候によるリスクを分散する為にいろんな種類の麦を栽培するのは効果的ですが、生産効率は悪くなります。

 

これら、色々なバランスを考えた上でどんな選択をしていくのが良いのか?

 

そんなことを1人で麦刈りしながら考えていたらします。